花まつりに参加して御利益を授かりましょう by廣華先生

春ならでは!ありがたい「花まつり」について

 

皆様こんにちは、廣華です。
桜の話題が、あちらこちらから聞こえて来る春もいよいよ本番到来。
日本には、春夏秋冬の素晴らしい四季があります。
あなたの好きな季節は、いつでしょうか。

私は、若い頃はロマンチックなイメージの秋が好きでしたが、60歳過ぎてからは暖かく花いっぱいイメージの春が好きになりました。

花まつり
花いっぱいと言えば、4月8日は、「花まつり」お釈迦様のお誕生日です。
子供の頃、お寺に行って沢山きれいな花で飾られた小さなお堂の中に甘茶の入った水盤が置かれそこに子供のお釈迦様の像が祀られていて、意味も分からずお釈迦様の頭から小さな柄杓で甘茶をかけお詣りして、お団子を頂いて食べた事を思い出します。
そんなわけで今回は、知っているようで知らない「花まつり」についてお話してみましょう。

 

花まつりの由来とは

 

「花まつり」は、第二次世界大戦後に広まった名前で、正式には灌仏会(かんぶつえ)と呼ばれ奈良時代から行われ奈良の元興寺から始まったとされています。
では、なぜ花まつりと呼ばれるのでしょうか。

それは、お釈迦様は紀元前5世紀ころの4月8日に、現在のネパールのルンビニの花園で誕生したといわれ、寺院では沢山の花で飾った花御堂(はなみどう)を作って祝う事から花まつりと言われるようになったらしいです。


花御堂の中に祀られているお釈迦様は、生まれてすぐ7歩いて右手は天に、左手は地をさし、天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)と言ったと伝えられています。

お釈迦様

天上天下・・この大宇宙  唯我独尊:・・我 独り 尊い

「天上天下唯我独尊」と言う言葉は、時に「自分が一番偉い」と言う意味に使われてしまう事もあります。しかし、「我 独り 尊い」とは、私達の命はみなかけがえがなく、あるがままに尊いことであり、私達人間だけが果たすことのできる尊い使命があると言う意味と捉える。

要するに、「ひとは誰でもこの世に一人だけであって予備の人間はいない。命は貴いものである。」と思われます。

 

花まつりの時に飲む【甘茶】って?

 

また、甘茶はお釈迦様が生まれた時に天に住む八大竜王(八人の龍の王様)が、その言葉を聞いて感激し降らせた甘露の雨を表しています。

甘茶

そして、寺院では甘茶を振る舞う場合が多く、甘茶を飲むと無病息災で過ごせる、目につけると目が良くなると言われています。

おまじないとしては、甘茶と墨を混ぜて「千早振る卯月八日は吉日よ、神下げ虫を成敗ぞする。」と書いたものを、逆さまに柱などに貼ると害虫除けになるとも言われています。
とは言え、甘茶ってどんなお茶なのでしょう。
甘茶は、ユキノシタ科のアマチャの葉を感想、発酵させて煎じたお茶でほんのりとした甘みがあり、漢方薬としても使われているものです。

 

白い象は「聖獣」 健やかな成長を願います

 

もう一つ、花まつりには白い象が登場します。

どうしてでしょう。

白い象(花まつり)

それは、故事でお釈迦様の母麻耶王妃は、白い象が体に入る夢を見て身ごもったと伝えられているからです。

象は、インドでは「聖獣」とされています。
占い師によれば、「お世継ぎ誕生の兆し」との事です。

このいわれにあやかり子供達は稚児衣装(ちごいしょう)を着て、花御堂を背に乗せた白象と共に行進します。稚児行列に参加すると、子供が健やかに育つと言われています。

 

春ならではの花の美しさを楽しみましょう

 

機会があったらぜひ花まつりに参加させてあげて下さい。

花まつり

今回は、「花まつり」について書いてみましたが、違った角度から、お花は心を和ませてくれます。

たとえ雑草の花、一輪でも目の見えるところに生ける心掛けする事で毎日の疲れやストレス軽減に役立ててみては如何でしょうか。

 

♥花まつりの記事を書いた占い師のご紹介♥

 

明るく元気いっぱい。経営者、占い師、エステティシャンなど様々な経歴から確かなアドバイスをくれると評判の『廣華先生の詳細はこちらから』

廣華先生占術・・・
気学九星術・姓名判断・霊感九星カード・タロット

基本待機時間・・・ 深夜0:00-2:00

BY電話占いウィーネ