人との距離。うまく取れていますか? by神童渓先生

人間関係、恋愛、うまくいかない人には共通点がある

 

新しい年度を迎え、職場や学校の人間関係が新しくなった人も多いこの季節。
早速、新しい出会いの中で恋愛を見つけた人もいらっしゃるでしょう。

緑の中を歩く女性

そんな中、どうしてもうまくいかない人間関係で悩んでいる人ももちろんいらっしゃると思います。
なぜうまくいかないのかな?

うまくいかないのには「人との距離」のとり方が間違っている場合がほとんどです。

原因がわからなくて抜け出す方法がわからない人。
ご自身がどちらのタイプに属するのか、ちょっとだけ振り返る時間を作ってみてはいかがでしょうか?

 

交友関係が広いが浅い人の場合

 

友達は沢山いるけれど、自分の本当の姿を見せられる人はいない。
友達は沢山いるけれど、友達の悩みを沢山聞いていることはない。
実は誰にも話していない秘密の自分がいる。

このような人の場合、「心を開示していない」というタイプです。

グループ付き合い

つまり周囲から見えるあなたは、「どういう人かよくわからない。何を考えているのかわからない。」と思われがちです。
沢山の友達はいるけれど、本当の友情は育めないので、気がついたら疎遠になっていた。。。
という友達もいるのではないでしょうか?

どういう人かよくわからないと思われてしまうと、何か悩み事があっても、あなたに相談することで、もしかすると第三者の耳に入ってしまうのでは?とか、相談を受けるのが迷惑に思われるのでは?という誤解もあり、相談することでデメリットが生じるかもしれないという回避策を周囲が自然に感じ取っている場合があります。

深い人間関係を築くのが好きではない場合には、むしろ楽チンにも思える距離のとり方ですが、「人間関係がうまくいかない」と感じるということは、どこか寂しさや虚しさを感じているからではないでしょうか?
もう少し突っ込んだ人間関係が欲しいという気持ちの現われかもしれません。
相手から寄り添ってくれることだけを望まず、自分の方から寄り添うことも必要かもしれません。

 

交友関係は狭くもなく広くもないが、深い付き合い方を好む人の場合

 

よく人から相談事をされる。
相談されると自分のことを犠牲にしてまでも親身になり関わろうとする。
アドバイスをするのが得意だと思う。
相手に対して、自分もかなりオープンな方で、自身のことをよく人に話す。

このような人の場合「線引きが下手」であるタイプです。

こんなに一生懸命、相談を聞いてあげてきたのに、、、なんで不機嫌になるの?
ということもあったかもしれません。

スマホをいじる女性

ずっとアドバイスを続けてきたのに、いつの間にか相手から連絡が来なくなってしまった。急にLINEをブロックされた。
なんてことが起きてませんか?

良かれと思ってしてきたことで、まったく悪気はなかったと思いますが、少し相手との距離が近づき過ぎたことによって相手が引いた状態になったということです。
「こんなにしてあげたのに、うまくいかない・・・」と悩むということは、相手に見返りを求め過ぎたことによって、逆に離れていってしまったことを馬鹿馬鹿しく思えたということになるでしょう。

 

人との距離を再確認してみよう

 

人との距離は、遠すぎても近すぎてもうまくいきません。
相談される方のお話を1つ1つ振り返ってみれば、遠すぎる人の失敗よりも、近すぎる人の失敗はとっても多いと感じます。

遠すぎては、自分のことも公開できない代わりに、相手のこともなにもわかりません。
仲がいいと思っても、表面的な部分だけで「大切な友人」という枠には入っていないかもしれません。
それは、相手にとっても自分自身にとっても言えることです。

距離感(ものさし)

また近すぎる場合においては、アドバイス1つにしても強引に押し付けてしまったり、強制的に話してしまう場合が起きるということです。
正当なアドバイスというのは、そこに気づけなかった人を見下すようにもなりがちですし、厳しく強い内容にも変化します。
相手のために、という気持ちの表れであり、相手のことが大切だから、という気持ちは十分わかるのですが、悩んでいる人にとっては冷静にひとりでゆっくり考える時間も当然必要になりますから、相手が考えている最中に、急がせたり矢継ぎ早に物を続けて言われることは、息苦しくもなりますし、癒されることはないのです。

正しい意見は相手を否定しがちです。すべてを語らないこと。
どのような方向に進んで行こうとも、その方の悩みをすべて解決させるために時間もお金もなにもかも注げる人はいないはずです。
最中的にアドバイスしたことが無責任な発言になってしまわぬよう、自分自身の中で許容範囲の線引きがしっかりでき、これ以上は踏み込まない、ここまでは協力する、という枠をはみださない中でアドバイスできるよう訓練してみてください。

 

気を使わない相手とはやがて疎遠になる・・・

 

誰もが自分を認めて欲しいと思うし、ありのままで受け入れてくれる友人が欲しいと思うでしょう。

「あの人と一緒にいると気を使わなくて気楽でいい!」という恋人、友人がいらっしゃる人、どのくらいいらっしゃるんでしょう?
本当にまったく気を使わないとはどういうことか?
デリカシーがない状態でも仲良くできますか?
ありがとう、ごめんね、などという言葉もなくてもうまくいってますか?

そんなはずはないでしょう。

もし、それでもうまくいってる!と言える人は要注意です。
なぜなら、あなたはそれで良くても、お相手の方は終止緊張感を持ち、あなたの分まで気を使ってくださっている場合があるからです。
双方OK!という関係でなかった場合、NGを出している方は自分がOKを出せる相手を見つければ、簡単に去っていくことは目に見えています。

ハートが離れる

この、「気を使わない」というのは口に出さなくてもお互いの思っていることが手に取るようにわかる状態であったり、元々、神経質にならなくても人に心配りがストレスなくうまくできる人なのだということがあります。
長くそばにいられる相手というのは、相手にとっての環境や時間、立場などを考慮し譲り合いながらふたりの時間を大切にすることに成功している関係であり、この譲り合いの心遣いこそ、実は「気を使っている」ことなのです。
この譲り合うバランスがどちらかに大きく傾きだすと関係はうまくいかなくなるものです。

自分自身があまりにも心地がいいなぁと感じるとき、相手はどうかな?と少し気にかけてみてはいかがでしょう?
割と我慢していることがあるのかもしれません。
これも、よい距離を保つために、遠すぎず、近すぎないところで、必要なテクニックです。

 

人間関係、恋愛、うまくいかない人には共通点がある

 

「距離を保つ」ということは難しいことではあります。
しかし、よい人間関係を築くことも繋げることも、やはり相手に対しての思いやりと感謝の気持ちがあればこそ、自然にその気持ちは表面化されていきます。

猫と犬が仲良し

なかなか本当の友人ができない人も、気になる人と恋愛に結びつかない人も、まずは自分の方から相手に関心を示すこと。
深い関係が築けるが、その先に長く繋げられない人も、自分の考えを相手に押し付けになってしまわないよう、相手の思いを尊重し、関心を示すこと。

まず、双方に大切なのは、常に「相手を尊重」するという、「私を、私が、」ではなく、「相手」を先発して物事を考えられるよう、近づいてみましょう。

 

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